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第1086号(平成18年12月5日) |
日中医学交流会議
メタボリックシンドロームをテーマに

二〇〇六年日中医学交流会議が,「メタボリックシンドローム―日中における現状と取り組み―」をテーマに,十一月九日,日医会館大講堂で開催された. 会議の冒頭あいさつした唐澤 人会長は,「本日の会議の成果を世界の人々の健康・幸福につなげて欲しい」と述べた.
その後,日中の専門家による講演が行われた.
松澤佑次住友病院長は,メタボリックシンドロームの発症メカニズムを解説.その対策としては,適度な運動で,内臓脂肪を減少させることがポイントになると指摘した.
宮崎滋東京逓信病院内科部長は,日本におけるメタボリックシンドロームの現状を説明し,食事と運動(活動性を高めること)の両面から,生活習慣を改善していくことが重要との考えを示した.
中国の三人の専門家(李春霖中国人民解放軍総医院老年内分泌科教授,丁群芳四川大学老年病科助教授,石勇銓上海長征医院内分泌科助教授)は,それぞれ,北京,成都,上海で行った疫学調査の結果を紹介.(1)昨今の経済発展とともにメタボリックシンドロームの発病率が増加していること,(2)地域によって罹患率に違いがあること─などが明らかになったと説明した.
その後の総合討論では,日本,中国の演者からそろって,両国の診断基準の擦り合わせを行いたいとの考えが示された.
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