日医ニュース
日医ニュース目次 第1094号(平成19年4月5日)

平成18年度臨床検査精度管理調査報告会
特定健診においても精度管理が重要

平成18年度臨床検査精度管理調査報告会/特定健診においても精度管理が重要(写真) 平成十八年度臨床検査精度管理調査報告会が,七百四名の参加者を集めて,三月二日に日医会館大講堂ならびに小講堂で開催された.
 冒頭,あいさつした唐澤人会長は,臨床検査医学領域の学問,技術が大きく進歩し,検査施設のシステムの自動化・効率化が図られるなかで,平成二十年度から開始される特定健診・特定保健指導においても,臨床検査の精度管理が重要になると強調.今後も,臨床検査データの質の確保を重要視していく考えを示した.
 引き続き,過去最高の三千三十施設が参加して行われた第四十回臨床検査精度管理調査事業の報告に移り,各項目(統計学的分析,臨床化学検査,血清学検査,血液学検査,測定装置利用の動向)について,臨床検査精度管理検討委員会委員による講評が行われた.
 その後の総合討論では,新補正共通CV法による評価,トレーサビリティの確認,特定健診での日医精度管理調査の位置付け,精度管理用試料,基準範囲の統一化等について質疑応答が行われた.
 最後に,飯沼雅朗常任理事は,(一)特定健診関連の検査項目について,四月の定例代議員会で予算が承認されれば,平成十九年度事業としてサーベイ(パイロットスタディ)を予定していること,(二)臨床検査データの互換性を確保していくことが重要であること,(三)精度管理調査の成績,例えば,修正点が九十点未満の施設のレベル向上が今後の課題であること,(四)成績の振るわなかった施設への対応策については,会内の精度管理検討委員会で検討すること―などを説明.そのうえで,関係者の積極的な取り組みを要請するとともに,臨床検査精度管理事業の推進に,引き続き取り組んでいく姿勢を明らかにした.

このページのトップへ

日本医師会ホームページ http://www.med.or.jp/
Copyright (C) Japan Medical Association. All rights reserved.