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第1131号(平成20年10月20日) |

10月1日
平成20年度医師会立助産師・看護師・准看護師学校養成所 入学・卒業状況調査結果を公表

羽生田俊常任理事は,「平成二十年度医師会立助産師・看護師・准看護師学校養成所入学・卒業状況調査結果」を公表した.
本調査は,今年四月に,各助産師・看護師・准看護師学校養成所における入学・卒業状況の実態を把握することを目的に実施したもので,今年度は,従来の集計に加えて,平成十七年度からの経年変化の分析も行った.
学校数の推移では,看護師三年課程は毎年増えているが,二年課程は,准看護師課程の減少と三年課程への移行に伴い減少傾向にあった.
各課程の概要は以下のとおり.
(一)准看護師課程:入学状況の推移を見ると,定員が十七年度の一万二千人から二十年度は一万一千人に減少,応募者も減少はしているが,毎年約一万人の准看護師が養成されている.また,入学者の最終学歴の割合の推移では,高校新卒者が年々減少し二十年度は二六・一%,一方,高校既卒者は五二・一%,短大卒・大卒者が合わせて一五%,さらに,中卒者の割合も六・七%とそれぞれ増加傾向にある.
これに関連して,同常任理事は,看護職を目指す社会人が増えていることに触れ,「いったん社会に出てから看護職を志す道としての准看護師課程の役割は大きく,これからの高齢社会において大きな力になるだろう」との考えを示した.
(二)看護師二年課程:定員充足率では,准看護師課程とともに九五%前後にとどまった.理由として,通信制への進学などを挙げた.
(三)看護師三年課程:入学率が八〇%を下回るが,これは,大学・短大の併願者が多いためと推測される.また,最終学歴の割合では,高校新卒者が減ってはいるが依然六割を占め,一方で高校既卒者の割合が毎年増加している.
(四)助産師課程:地域の産科医療崩壊の危機を背景に,今年度新たに三校の医師会立助産師学校養成所が開設された.
最後に同常任理事は,今年度より調査した卒業状況について,平成十九年度の卒業率が看護師二年課程は約九〇%,准看護師,看護師三年課程は八〇%前半にとどまり,卒業延期者も約二〜七%見られたことから,八〜一五%程度の退学者がいるものと推測されると説明.「地域の看護職の確保のため,いかに卒業延期者,退学者を少なくするかが今後の課題である」と述べた.
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