日医ニュース
日医ニュース目次 第1134号(平成20年12月5日)

心に残る医療「体験記コンクール」第2次審査会(11月3日)
最終審査に45編を選考

心に残る医療「体験記コンクール」第2次審査会(11月3日)/最終審査に45編を選考(写真) 日医と読売新聞社の主催による,第二十七回「心に残る医療」体験記コンクールの第二次審査会が,十一月三日,都内で行われた.
 体験記コンクールは,実際に医療・介護に直面された方々の体験を綴つづっていただくもので,心温まる交流記を通して,医療に対する国民の意識を啓発することを目的に実施している.
 今回のテーマは,各部門共通で,病気になった時の思い出,介護にまつわる経験,好きなお医者さんや看護師さんとの交流など,医療・介護に関する体験記.
 応募総数は,二千七十五編(一般の部千四百四十三編,中高生の部五百四編,小学生の部百二十八編)であった.
 従来,医療部門・介護部門と分けていたものを,昨年「一般の部(中学生以上)」と一つにしたが,これを今年から,「一般の部」と「中高生の部」に分けた.そのためか,一般の部が若干減ったものの,新設の中高生の部に五百四編もの応募があり,小学生の部も昨年を上回るなど,四百四十一編の増となった.また,新規に実施したインターネットでの募集も,増加の一因となった.
 当日は,日医広報委員会委員のうち八名が審査員となり,第一次審査を通過した百五十七編から,四十五編(一般の部二十二編,中高生の部十一編,小学生の部十二編)に絞り込む作業を行った.
 これらの作品のなかから,十一月二十五日開催の最終審査会において,一般の部では,日本医師会賞,厚生労働大臣賞,読売新聞社賞,アフラック賞の四賞と入選が,また,中高生の部,小学生の部では,最優秀賞,優秀賞が決定された(詳細は次号).
 なお,表彰式は,平成二十一年一月二十九日に都内のホテルで行われる予定.

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