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第1148号(平成21年7月5日) |

記念日

五月三十一日は世界禁煙デーであった.世界保健機関(WHO)が,たばこによる健康被害をなくすため定めた記念日である.また,結婚記念日,誕生日は家族の大事な記念日である.毎年来るこれらの記念日で家族の絆(きずな)を再確認したいものだ.一方,国の記念日としては,国民の祝日が十五日ある.国民の祝日は,その日がどんな日で,なぜそうなったか学校などで教えられ,日本人としてのアイデンティティーを育ててくれた.
しかしながら,二〇〇〇年以降法改正によるハッピーマンデー制度により,成人の日,海の日,敬老の日,体育の日が,決まった日にちではなく,特定の月曜日になったのは残念である.成人の日が一月十五日として何度も経験した世代にとって,その日は同時に年賀状のお年玉抽選もあり,成人に関係ない多くの人たちも成人式を意識して育った.十月十日が体育の日として育った世代は,東京オリンピックの開会式の音楽が今でも懐かしさとともに思い出される.
さて,体や健康に関する記念日にはどんなものがあるか調べてみると,三月三日は「耳の日」,六月四日は「虫歯予防デー」,八月七日は「鼻の日」,九月九日は「救急の日」と語呂(ごろ)合わせで知っている.五月十二日は「看護の日」,七月十二日は「人間ドックの日」,十月八日は「骨と関節の日」と関係者は意識するが,まだまだ一般化していない.
記念日は実に多くあるが,一般の人に認知されるには多くのハードルを抱えている.「日医の日」を記念日にするには,まだまだ多くの課題に取り組まなければいけないようである.
(象)
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