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第1149号(平成21年7月20日) |
第41回産業医学講習会
労働者の健康管理を担う産業医の活躍に期待

第四十一回産業医学講習会が,六月二十五〜二十七日の三日間,日医会館大講堂で開催され,二百九十三名の受講者が参加した.
日本医師会認定産業医制度は,産業医の資質向上と産業医活動の推進を図るため,平成二年に発足したもので,七万名を超える医師が資格を取得している.
本講習会は,この認定産業医を対象に,認定更新に必要な単位を取得するための生涯研修会として実施されているものである.
講習会は今村聡常任理事の司会で開会.冒頭,あいさつした唐澤 人会長(宝住与一副会長代読)は,医療を取り巻く状況が厳しさを増すなか,国民医療を守り,国民の健康を保持・増進するために,予防医学を中心とした地域医療の提供が重要だとした.そのうえで,「社会情勢の変化に伴って,労働者を取り巻く状況も大きく変化し,職場において強い不安や悩み,ストレスを感じている労働者が年々増加している.国では,過重労働・メンタルへルス対策の充実・強化を図っているが,労働者の健康管理を担う産業医に期待される役割はますます増大している」と述べ,本講習会での成果が産業医活動に反映されるよう期待を寄せた.
つづいて,あいさつした渡辺孝男厚生労働副大臣(尾澤英夫厚労省労働基準局安全衛生部長代読)は,「厳しい雇用情勢に加え,働き方が多様化していくなかで,定期健診における有所見率は,すでに五〇%を超えており,業務上の疾病者数も増加傾向にある」と述べ,昨年度から始まった第十一次労働災害防止計画に基づき,労働者の健康づくり対策などに取り組むとした.特に,今年度はメンタルヘルス対策に重点を置くとし,事業場における産業保健の向上に向け,協力を求めた.
その後,産業医に必要な「法的知識の解説」「産業医学総論」「健康管理概論」「実践各論」等,幅広い内容の講習が行われた.
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