日医ニュース
日医ニュース目次 第1187号(平成23年2月20日)

第29回「心に残る医療」体験記コンクール表彰式
19名の受賞者を表彰

第29回「心に残る医療」体験記コンクール表彰式/19名の受賞者を表彰(写真) 第二十九回「心に残る医療」体験記コンクール(日医・読売新聞社主催)の表彰式を一月二十七日に都内で開催し,日医からは,原中勝征会長,横倉義武副会長,石川広己常任理事が出席した.
 冒頭の主催者あいさつのなかで,原中会長は,受賞者への祝意を表した後,昨年の新型インフルエンザ流行の際,アメリカ等に比べ,日本では死亡者がわずかであったことに触れ,今年五十周年を迎えた国民皆保険制度が,国民が安心・安全に生涯を送るために,いかに大切なシステムかを指摘.そのうえで,「日医は,今後も,困難な社会のなかでも,国民の味方になり,国民皆保険制度を守るため,いかなる努力もしようとの決意で,さらに活動を続けていきたい」と述べた.
 細川律夫厚生労働大臣(唐澤剛厚労省大臣官房審議官代読)ほかの祝辞に続いて,石川常任理事が,「本コンクールは,昨年の六月十六日に募集を開始し,十月六日に締め切った.その結果,千三百二十九編という多数の応募があった(内訳は,『一般の部』が九百七十五編,『中高生の部』が三百三十編,『小学生の部』が二十四編).第一次審査で百四十五編,第二次審査で三十八編に絞られ,十一月二十五日に行われた最終審査で,各賞が決定した」と経過報告を行った.
 引き続き表彰に入り,「一般の部」では,厚生労働大臣賞,日本医師会賞,読売新聞社賞,アフラック賞,入選の受賞者に,その後,「中高生の部」ならびに「小学生の部」の最優秀賞,優秀賞の受賞者に,それぞれ賞状・副賞の授与が行われた.
 最後に,作家・詩人のねじめ正一氏が審査講評を行い,表彰式は終了した.
 なお,今回の入賞作品十九編は,例年どおり冊子としてまとめ,『日医雑誌』五月号に同封して全会員に送付する予定.

第29回「心に残る医療」体験記コンクール表彰式/19名の受賞者を表彰(表)

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