第1204号（平成23年11月5日）

財務委員会
第一号議案「平成22年度日本医師会決算の件」を原案どおり承認

　財務委員会が十月二十二日，石川育成代議員会議長から指名された十四名の委員（欠員一名）全員と，石川議長，藤森宗徳代議員会副議長，羽生田俊副会長，今村聡常任理事，伊東潤造・嶋津義久・妹尾淑郎各監事が出席して，日医会館で開催された．
　当日は，三宅直樹委員長が，本委員会は成立した旨を宣した後，審議内容の公開について確認．引き続き，第一号議案「平成二十二年度日本医師会決算の件」について審議が行われた．
　審議では，今村（聡）常任理事からの議案についての詳細な説明の後，各委員から，「会費未収金の状況」「その他の未収金の状況」「正味財産増減計算書と収支計算書の補助金の計上方法」「有価証券に関する評価損益の取り扱い」「次期繰越収支差額の増加要因及び適正額」「国際交流費の内容」「東日本大震災対応費用の金額」「公益目的事業費と医師年金の取り扱い」「東日本大震災の義援金の状況」「事業全体の執行率」「土地の減損処理に関する妥当性」「職員給与が減少している理由」「今後の職員給与に関する考え方」「医賠責保険の状況」等，さまざまな意見・質問が出され，理事者側が答弁を行った．
　質疑の後，議案採決に移り，出席委員全員の賛成により原案を適正と認めることとなった．
　なお，本委員会の結果は，十月二十三日に開催された第百二十五回日本医師会臨時代議員会本会議において三宅委員長から報告された．