第1206号（平成23年12月5日）

日本医師会テレビ健康講座（高知県）
「知って得するワクチンの話〜赤ちゃんからお年寄りまで，かしこい接種で病気を予防〜」をテーマに

　「日本医師会テレビ健康講座─ふれあい健康ネットワーク」の収録が十一月十二日に，高知県医師会並びに高知放送の協力の下，テレビ局内のスタジオで行われた．
　今回のテーマは，「知って得するワクチンの話〜赤ちゃんからお年寄りまで，かしこい接種で病気を予防〜」であり，高知県での予防接種に関する取り組みを紹介した．
　VTRで出演した石黒成人同県医師会常任理事は，予防接種の基礎知識についての説明や乳幼児をもつ母親からの質問に回答．三木鈴同県産婦人科医会理事は中高生への予防接種教育や子宮頸がんとそのワクチンについて，寺田茂雄同県医師会常任理事は高齢者介護施設での予防接種について，それぞれ解説した．
　番組に出演した，永野健五郎高知県医師会長は，高知県で平成十四年から予防接種の広域化が図られ，県民の負担も減らす取り組みが行われていることを紹介．「赤ちゃんからお年寄りまで，家族みんなの健康管理を行い，病気を予防する対策を適切にアドバイスする，かかりつけの医師を持つことをお勧めしたい」と述べた．
　同じく出演した，保坂シゲリ常任理事は，日医としても，全国で一律の助成が導入されるよう支援する方針を示すとともに，被災地の子どもへの支援，子ども予防接種週間や署名活動など積極的な活動を行っていることを紹介した．
　なお，番組は，十一月二十六日（土），午後四時五十五分から三十分間，高知放送で放映された．