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第1210号(平成24年2月5日) |

辰年のゆくえ

今年は「辰年」.既に一カ月余りが過ぎました.初詣に行かれた方も多いと思います.
また,そのうち,少なからぬ方が「おみくじ」を引いたのではないでしょうか.
元来おみくじは,古代国家では国の祭政を決定するため神の意志を占うことがその起源とされています.現在のような個人の運勢,金運などの吉凶を占うようになったのは,鎌倉時代にさかのぼるようです.
吉凶は,寺社により違いますが十〜十二段階に細分化されており,近年,凶のくじは減らす傾向にあるようで,これは凶の場合境内の樹枝に結び付ける習慣のため木々の生育に悪影響を及ぼすとのことだそうです.
さてここで,過去の「辰年」を振り返ってみると,一九六四年には,東海道新幹線開通,第十八回東京オリンピック大会開催,一九八八年には,青函トンネル開業,瀬戸大橋開通,二〇〇〇年には,二千円札発行などがありました.また,本年は世界最高の電波塔東京スカイツリーが誕生します.
昨年は,東日本大震災,福島原発事故と未曾有の複合災害に見舞われ,また世界経済では欧州に端を発するユーロ危機,それを受けての超円高と政治の混迷と,日本の先行きに大いに不安を覚える二〇一二年です.
まさに本年は,時代の先取りが出来るリーダーシップが大きく問われる年であり,アメリカ,ロシアなどで選挙が行われます.その結果は世界の新たな潮流を作っていくでしょう.ちなみに,私の引いたくじは末吉でした.ゆっくりであっても着実な昇り竜としての復興と飛翔の年であることを願っています.
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