日医ニュース
日医ニュース目次 第1211号(平成24年2月20日)

第30回「心に残る医療」体験記コンクール表彰式
19名の受賞者を表彰

第30回「心に残る医療」体験記コンクール表彰式/19名の受賞者を表彰(写真) 第三十回「心に残る医療」体験記コンクール(日医・読売新聞社主催)の表彰式が,一月二十一日に都内で開催され,日医からは,原中勝征会長,横倉義武副会長,石川広己常任理事が出席した.
 冒頭の主催者あいさつの中で,原中会長は,昭和五十七年度に第一回「一億人の医療体験記コンクール」として始まった本コンクールが今回第三十回を迎えるまでの経緯に触れた.更に,昨年の東日本大震災では,常日頃からの大切な命を守るための訓練・教育の必要性と,地元に残りたいという被災された方たちの姿から,強い“絆”について考えさせられたとした上で,「日医は,今後も,国民のための医療を守るために活動を続けていきたい」と述べた.
 小宮山洋子厚生労働大臣(唐澤剛厚労省大臣官房審議官代読)他の祝辞に続いて,石川常任理事が,「本コンクールは,昨年の五月十二日に募集を開始し,十月五日に締め切った.その結果,千五百二十四編という多数の応募があった(内訳は,『一般の部』が千三百五十編,『中高生の部』が百四十九編,『小学生の部』が二十五編).第一次審査で百四十二編,第二次審査で四十三編に絞られ,十一月二十二日に行われた最終審査で,各賞が決定した」と経過報告を行った.
 引き続き表彰に入り,「一般の部」では,厚生労働大臣賞,日本医師会賞,読売新聞社賞,アフラック賞の四賞と,入選の受賞者に,その後,「中高生の部」並びに「小学生の部」の最優秀賞,優秀賞の受賞者に,それぞれ賞状・副賞の授与が行われた.作家・詩人のねじめ正一氏が審査講評を行い,最後に,四賞と中高生の部・小学生の部の最優秀賞受賞者が,それぞれ「受賞者喜びの声」を述べ,表彰式は終了した.
 なお,今回の入賞作品十九編は,例年どおり冊子としてまとめ,『日医雑誌』に同封して全会員に送付する予定.

第30回「心に残る医療」体験記コンクール表彰式/19名の受賞者を表彰(表)

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