たばことがん

発がんと「たばこ」の関係
たばこが関係する“がん”
防ぎたい「子供の喫煙」
危険な「受動喫煙」
「社会的損失」と世界の動き
「遅すぎる禁煙」はない
「依存症」という自覚から
禁煙日医宣言
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たばこによる「社会的損失」と世界の動き


「利益」より大きい「損失」。たばこは健康ばかりでなく社会にも害を与えます。

たばこの税収は年間2兆円、関連産業の利益を加えると2兆8,000億円。たばこには経済的な効果があるようにみえます。

ところが実際はどうでしょうか。

喫煙によって起こるがんや心臓病の医療費、それらの病気やたばこが原因の火災で失われる労働力、さらに火災による損害と消防、吸い殻の処理、これらをすべて金額に換算してみると、年間7兆4,000億円近くにもなります(図1)

健康を害するたばこは、社会にも不利益を与えているのです。
喫煙による社会的損失
図1たばこがもたらす社会への不利益

世界で「たばこ規制」への行動が進められています。

図2は、カナダで販売されるたばこのパッケージに書かれている警告文を日本語に訳したものです。喫煙の危険性や有害物質の種類と含有量までが、はっきりと示されていることがわかります。

カナダではこのほかに16種類もの警告文があり、そのうちのどれかをパッケージの両面とも、半分以上の面積を使って、英語とフランス語で表示しなければならないことになっています。
こうした取り組みはいま、世界各国で進んでいます。
日本でも今後、より具体的で内容のある警告表示へと切り替わっていくことになっています。
カナダのたばこに表示されている警告文
図2 カナダのたばこに表示されている
警告文

WHO「たばこ規制枠組み条約」」と日本


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