イベント・その他
健康・医療
新規ウィンドウでリンクします。

大すきなおばあちゃん


明石 凌輔(9歳)大分県由布市・小学校3年

 「ただいま。」

 ぼくが家に帰ると、おばあちゃんはパチンとまばたきで合図をしてくれます。ぼくのおばあちゃんはきん肉がなくなるなんびょうで、じんこうこきゅうきをつけてベッドにねているからです。でもおばあちゃんは耳で聞いて合図をしてくれます。ぼくはそんなおばあちゃんがとっても大すきです。

 だけど時どきおばあちゃんはタンがつまったりしてくるしくなります。だから一日中おばあちゃんのそばにだれかがいないといけません。そんなおばあちゃんのおせわを一生けんめいしているおじいちゃんやお母さんはすごいなあと思います。そして毎日かんごしさんやヘルパーさんが来てくれます。ねつをはかったり、体をふいて着がえをさせてくれます。だからおばあちゃんはいつも気もちよくいられます。

 おばあちゃんの調子がいい時は、車イスにのって家の近くをさん歩します。かんごしさんが桜の木の下で

 「今日の風は、とってもいいにおいがしますね。」といいました。

 おばあちゃんはまばたきをして、そのあとずっと目をつぶってまるでにおいをかいでいるようにかんじました。ぼくが桜の花を少しとっておばあちゃんに見せてあげるとにっこりしてくれたのでうれしかったです。この間はぼくがそだてたあさがおをいっしょに見ました。おばあちゃんは花が好きなので、来年もがんばってあさがおをさかせたいです。

 そしてずっとベッドにねているので、ヘルパーさんがおばあちゃんの体をマッサージしてくれることもあります。

 「ずっと横になってると体のあちこちがいたいよね。」

 とヘルパーさんが言いました。

 「ここはおばあちゃんがとっても気もちがいいとこなのよ。」

 とお母さんが教えてくれたので、ぼくは肩をマッサージしました。

 「おばあちゃん、気もちいい。」

 と聞いたらぼくの方を見てパチンとしてくれました。そしてヘルパーさんとお母さんとぼくでおばあちゃんをマッサージしながら学校のことを話したりしました。ぼくのおばあちゃんは、とっても大へんなびょうきだけど、家に来てくれる先生や、かんごしさんやヘルパーさん、そしておじいちゃんにささえられて大好きな家ですごすことが出来るんだと思います。

 ぼくはタンをとったり出来ないけど、おばあちゃんに話しかけたり手をさすってあげたりぼくが出来ることを少しずつやっていきたいです。そしておばあちゃんにもっともっと長生きしてもらいたいです。