白クマ
日医白クマ通信 No.1325
2010年9月21日(火)


福岡県福岡市医師会
福岡市医師会「高齢者の交通事故防止に関する協定」を締結

 福岡市医師会は9月15日、福岡県警察との間に「高齢者の交通事故防止に関する協定」を締結し調印式を行った。

 高齢者の交通事故は近年増加傾向にあり、特に高齢者の死亡者数は全死亡者数の約半数を占めている。今回の協定は、高齢者が医療機関を訪れる機会が多いことに着目し、同医師会に所属する約1,200の会員医療機関において交通事故防止に関する広報・啓発活動を展開する内容となっており、全国でもあまり例がない。活動の主な内容は、医師や看護師等による交通事故防止のための声かけ(ワンポイント・アドバイス)や、待合室等での交通安全に関するポスターの掲示、DVDの上映等。

 福岡市医師会の江頭啓介会長は、「近年の高齢者の交通事故増加は非常に憂慮すべき状況。かかりつけ医としての立場から、高齢者の交通安全に対する意識向上に寄与していきたい。」と調印後の挨拶で述べた。

 活動は、秋の交通安全福岡県民運動に合わせ9月21日から実施される。

(文責:福岡市医師会広報担当理事 原村耕治)

◆問い合わせ先:福岡市医師会 TEL:092-852-1500


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