白クマ
日医白クマ通信 No.135
2005年6月8日(水)


勤務医委員会・女性会員懇談会合同委員会

勤務医委員会・女性会員懇談会合同委員会


◆◆◆共通の課題の解決に向けて◆◆◆

 勤務医委員会・女性会員懇談会の合同委員会が6月3日に日医会館で催され、寺岡暉副会長、野中博・三上裕司・伯井俊明の各常任理事が出席した。勤務医が抱える問題と女性医師が抱える問題は重複する点が多いことから、今回初めて両委員会を合同で開催する運びとなった。

 保坂シゲリ女性会員懇談会委員長が司会を担当。寺岡副会長、三上・伯井両常任理事、池田俊彦勤務医委員会委員長のあいさつの後、保坂委員長から7月開催予定の「男女共同参画フォーラム」についての説明があり、勤務医委員会各委員にフォーラムへの積極的な参加を求めた。

 つづいて、女性勤務医をめぐる諸問題についての議論に移り、さまざまな意見が交換された。

 女性会員懇談会の各委員は、出産休暇(産休)・育児休業(育休)取得および休業後の復帰の困難さが以前から改善されていないなどの現状を述べ、その対策が急務であると訴えた。

 勤務医委員会の各委員は、勤務医の過重労働問題は産休・育/休の取得困難につながっており、離職した医師の再就職がこれらの解決の鍵であるとし、概ね女性会員懇談会の主張に同意した。

 最後に、伯井常任理事が「女性医師の増加により、医師会での女性の活躍も増えることになる。今後も合同委員会を設けていきたい」と総括し、閉会した。


和歌山県医師会 禁煙活動推進和歌山県民集会

◆◆◆県民の健康を守るための禁煙活動推進和歌山県民集会◆◆◆

◆日時:平成17年6月18日(土)午後2時30分〜

◆会場:JAビル5階大ホール
    和歌山市美園町5丁目1の1 TEL:073-526-8100

◆参加費無料

◆次第
   司会 和歌山県歯科衛生士会長 吉田俊香

◇1.開会あいさつ
   和歌山県医師会長 岡久雄                 

◇2.講演
   座長 和歌山県薬剤師会長 松林延忠                
   演題 「あなたも明日からスモー禁倶」
   講師 和歌山県立医科大学保健看護学部教授 森岡郁晴

◇3.要望書提案・採択 和歌山県栄養士会長 谷芙瑳子

◇4.閉会 和歌山県理学療法士協会長 高田常一

◆問い合わせ先:和歌山県医師会 TEL : 073-424-5101


大阪府医師会 郡市区医師会や病院から事例報

 医療関係団体で構成する「医療機関におけるたばこ対策推進合同連絡会議」は、医療機関での禁煙対策を一層推進するため、5月25日午後、大阪府医師会館で「めざそう! 全館禁煙・禁煙サポート実施医療機関100% ― 医療機関から広げよう!禁煙化・禁煙サポートの取り組み」を、大阪府地域医療推進協議会の後援のもとに開催し、約100名の医療従事者が参加した。

 主催者を代表しあいさつした酒井國男大阪府医師会長は、医療関係者による禁煙活動への取り組みに敬意を示し、大阪府医として今後とも国民の健康を守る視点から禁煙活動に積極的に取り組んでいきたいと抱負を語った。

 基調講演では、医療機関における全館禁煙の意義について、露口泉夫大阪府病院協会常任理事が解説。大阪の医療機関が率先して取り組むべきであると力説した。

 続いての事例報告では、久保田昌詞大阪労災病院勤労者予防医療センター部長と樫本主税樫本病院理事長が、各病院の全館禁煙および禁煙サポートの取り組みを報告。更には、丸岡博史枚方市医師会理事が郡市区医師会としてのたばこ対策の取り組みについて説明した。また、大阪府立成人病センター調査部疫学課の西村ちひろ氏が「禁煙サポートの実際」で臨床事例を述べた。

 最後に、中川やよい大阪府医師会理事が「日本医師会の動き」を総括し、日医の禁煙推進活動を解説。世界禁煙デーの趣旨を踏まえ大阪府内全医療機関の全館禁煙化・禁煙サポート実施への協力を呼びかけた。

(文責:大阪府医師会理事 中川やよい)

問い合わせ先:大阪府医師会広報課 TEL:06-6763-7013


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