白クマ
日医白クマ通信 No.1469
2011年10月14日(金)


定例記者会見
「受診時定額負担」に反対する署名運動を実施
―羽生田俊副会長

定例記者会見


 羽生田俊副会長は10月12日の定例記者会見で、国民医療推進協議会の名の下に、日本の医療を守る観点から、政府が提案する「受診時定額負担」の導入に反対する署名運動を全国で実施することを明らかにした。

 同副会長は、高額医療費の患者負担軽減策を行うことには賛成であるが、その財源は保険料等の見直しでねん出すべきであり、病気で治療中の患者に、更に他の患者の治療費の負担を強いることには問題があると指摘。また、いったんその導入を認めてしまえば、負担額が、いずれ五百円、千円になっていく恐れもあり、国民皆保険制度を守る意味からも、その導入を認めることは出来ないとして、署名運動に対する協力を呼びかけた。

 署名運動の期間については、10月12日〜11月24日とし、12月9日に日医会館で開催予定の「日本の医療を守るための総決起大会」に間に合うように11月末までに集計を終え、その結果を基に、国会に請願したいとした。

 なお、署名運動の詳細については、日医のホームページを参照されたい。

◆問い合わせ先:日本医師会庶務課 TEL:03-3946-2121(代)
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