白クマ
日医白クマ通信 No.1552
2012年5月17日(木)


定例記者会見
医学部学生向け情報誌『ドクタラーゼ』創刊について
―今村副会長

定例記者会見


 今村聡副会長は、5月16日の定例記者会見で、日本医師会が医学部学生向け情報誌『ドクタラーゼ』を創刊したことを報告した。

 同副会長は、本誌は医学生にこれからの医療を考えてもらうための情報誌である、とした上で、「今日、医学生は、求められる学習が非常に膨大になっているため、医学のカリキュラム、医師の国家試験に向けた学習に偏った学生生活を送っているのが実態だと思われる。しかし、医学生には、多様な考え方や価値観、情報に触れ、これからの日本の、あるいは国際的な医療の担い手に必要な広い視野をもっていただきたい。そして、日医が、そうした機会や情報を出来るだけ提供していきたいとの想いから、本誌を作成することとした」と、本誌発行の目的を説明した。

 本誌は、年4回発行の予定で、発行部数は61,000部。創刊号は、4月25日に発行している。また、全国の医学部・医科大学(80)に51,000部、医学部進学率の高い高校(31)に2,500部、予備校の医学部進学コース(3)に310部、それぞれ配布している。

 同副会長は、「今後は、一方的な情報発信だけではなく、医学生からの意見に耳を傾けながら、中身のバージョンアップをしていきたい」と抱負を語った。

◆問い合わせ先:日本医師会企画課 TEL:03-3946-2121(代)
◇関連資料はこちら⇒DOCTOR-ASE【情報誌】


  日本医師会ホームページ
http://www.med.or.jp/
Copyright (C) Japan Medical Association.
All rights reserved.