白クマ
日医白クマ通信 No.310
2005年12月21日(水)


京都府医師会
『これからの日本の医療を考える集い−あなたのために私たちができること 大好きな人のためにあなたができること』を開催

 京都府医師会など、京都府内の保健・医療・福祉に携わる団体ならびに患者団体等の30団体が参加する京都府医療推進協議会(会長:油谷桂朗京都府医師会長)は12月10日、府内で「これからの日本の医療を考える集い−あなたのために私たちができること 大好きな人のためにあなたができること」を開催し、府・市民など約650名の参加を得た。

 集いでは坂口力元厚生労働相による講演「医療制度改革を目前にして」、劇団WANDERING PARTYによる寸劇「日本の医療制度は世界最高!」、坂口元厚労相、太田啓之(朝日新聞東京本社生活部記者)、立入克敏京都府医師会副会長によるシンポジウム「みんなで努力!守ろう!日本の医療制度」がおこなわれた後、「いつでも、どこでも、だれでも公平・平等に医療が受けられる『国民皆保険制度』を守り、安心の未来、安心の医療を築きましょう」というアピールを採択した。

◆これからの日本の医療を考える集い〜アピール〜◆

いつでも、どこでも、だれでも公平・平等に医療が受けられる
『国民皆保険制度』を守り、安心の未来、安心の医療を築きましょう

◆問い合わせ先:京都府医師会 TEL:075-312-3671


山形県医師会
「皆保険制度を守る国民集会山形県大会」を開催し決議を採択

 「皆保険制度を守る国民集会山形県大会」が県内で開催され、下記の決議を採択した。


白クマ

◆決議◆

 世界保健機関(WHO)が発表する健康達成度の各国比較では、日本人の健 康寿命は世界一、健康達成度の総合評価でも世界一となっているにもかかわら ず、国内総生産(GDP)に対する総医療費の割合は17位と先進諸国と比較し て決して高いものではない。

 しかるに政府は、医療費を国民の負担可能な範囲に抑える必要があるとして、 保険免責制や高齢者の1割負担を2割あるいは3割負担にするなど、患者と高 齢者にさらなる負担を強いる医療保険制度改革を推し進めようとしている。

 このような国民を全く無視した財政至上主義の医療保険制度改革は、わが国 の世界に冠たる国民皆保険制度を崩壊させかねないものである。

 いつでも、どこでも、だれもが安心してよい医療を受けられる国民皆保険制 度を守るため、われわれは下記のとおり決議する。

1.国民皆保険制度の堅持
1.高齢者の患者負担増反対
1.入院時の食費・病床代自費化反対
1.保険免責制反対
1.医療費総枠管理制反対

皆保険制度を守る国民集会山形県大会

◆問い合わせ先:山形県医師会 TEL:023-631-4350


新潟県医師会
「国民の医療を守る新潟県民集会」を開催し、決議を採択

 新潟県医師会、新潟県歯科医師会、新潟県薬剤師会、新潟県看護協会の4団体の主催(ほか27関係団体が協賛)による県民集会を開催し、下記の決議を採択した。

◆決議◆

 政府が進める医療制度改革は、本来の目的を逸脱し財政的な観点に終始するばかりでなく、国民を無視した弱者切り捨ての改革を推し進めようとしている。

 改革案として示されている「保険の免責制の導入」や「高齢者の患者負担増」は、憲法25条にうたわれている、健康で文化的な最低限の生活を営む権利すら脅かそうとしており、国民の命を守るという人道的観点がみじんも見られぬ改悪である。

 日本の発展は、国民が健康で健やかに暮らせる社会の上に成り立つものであり、これらの改革案は日本の将来と、真に国民のためとなる社会保障制度の堅持を著しく否定するものである。

 われわれは、「いつでも、どこでも、だれでも」安心して良質の医療が平等に受けられる現在の国民皆保険制度を守るため、次の事項を政府に対し強く要望する。

一、高齢者の患者負担増反対
一、高額医療・人工透析の患者負担増反対
一、入院時の食費・病床代自費化による患者負担増反対
一、保険免責制による患者負担増反対
一、医療の安全と質の低下をまねく医療費総枠管理制反対
以上、決議する。

国民の医療を守る新潟県民集会

◆問い合わせ先:新潟県医師会 TEL:025-223-6381


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