白クマ
日医白クマ通信 No.313
2005年12月27日(火)


愛媛県医師会「国民皆保険制度を守る県民集会」を開催 決議を採択

 愛媛県医療推進協議会では、「国民皆保険制度を守る県民集会」を愛媛県医師会館で開催し、下記の決議を採択した。

◆決議◆

 国民の健康福祉に関与し、世界的に評価されてきましたわが国の制度が現在崩壊寸前の危機的状況にあります。

 これまで日本は世界に誇る医療制度によって、最高水準の健康寿命を維持してきました。ところが政府は、医療費の増大が国家財政悪化の原因であるとして、医療費総枠規制等を始めとする公的保険の給付制限の強化を打ち出してきています。

 このような財政至上主義を敢行する政府の姿勢には、国民の健康を願うという社会保障の理念は完全に欠落し、弱者を切り捨て、日本の医療制度を崩壊寸前の危機的状況に立ち至らせています。

 政府は国民に対し、だれもが安心してよい医療を受けられるよう、安心で安全な国家を作る責務があります。とりわけ社会保障は、国の最重要課題として取り組むべきです。

 私たちはこのような状況を鑑み、国民の健康を守るため次のとおり決議します。

1.高齢者の患者負担増反対
1.保険免責制による患者負担増反対
1.高額医療・人工透析の患者負担増反対
1.入院時の食費・病床代自費化による患者負担増反対
1.医療の安全と質の低下をまねく医療費総枠管理制反対

平成17年12月14日
愛媛県医療推進協議会

◆問い合わせ先:愛媛県医師会 TEL:089-943-7582


広島県医師会「国民皆保険制度を守り、患者負担増を阻止する広島県民集会」を開催決議を採択

 「国民皆保険制度を守り、患者負担増を阻止する広島県民集会」が県内で開催され、下記の決議を採択した。

◆決議◆

 政府は、財政至上主義により、「2006年度予算編成の最重要課題は医療制度改革」と位置付け、また多くの国民が財政を立て直す必要性を認識しているとし、歳出削減に向け、医療制度改革と称し、患者負担増、医療費総枠管理制の導入を目論んでいる。

 日本の医療保険制度の評価は、世界第1位であり、しかも医療費は第17位と低く、またこの保険制度は、いつでも、どこでも、だれでも、少ない負担で、平等に、良い医療が受けられる優れた仕組みとなっている。

 しかし、今、この国民皆保険制度が崩壊の危機にさらされている。

 われわれは、昨年の混合診療導入阻止のために運動を展開し、多数の署名を集め阻止することができた。引き続き国民皆保険制度を維持し、守るため、次のとおり決議するものである。

1.高齢者の患者負担増に反対する。
1.高額医療・人工透析の患者負担増に反対する。
1.入院時の食費・病床代自費化による患者負担増に反対する。
1.保険免責制による患者負担増に反対する。
1.医療の安全と質の低下を招く医療費総枠管理制に反対する。

21世紀、県民の健康とくらしを考える会

◆問い合わせ先:広島県医師会 TEL:082-232-7211


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