白クマ
日医白クマ通信 No.324
2006年1月25日(水)


日医定例記者会見 櫻井副会長・松原常任理事
「誰もが安心して良い医療を受けられる医療制度に関する陳情」を国会に提出

櫻井副会長・松原常任理事

 

 櫻井秀也副会長・松原謙二常任理事は、1月24日の定例記者会見で、国民医療推進協議会(会長:植松治雄日医会長)が行ってきた「国民皆保険制度を守る署名運動」で集まった1,764万人分の署名を、衆・参両議長に提出したと発表した。

日医会館ホールに集められた署名簿の山

 

 今回の署名は、「誰もが安心して良い医療を受けられるよう国民皆保険制度を守る署名運動」として、高齢者の患者負担増など5つの項目について反対するもので、11月8日からの約1カ月間で、約1,800万人の署名を集めたことになる。

 これら各都道府県から日医会館に寄せられた署名簿を、1月24日、衆・参国会事務局に搬入した。

1,764万人分の署名の搬入 

 松原常任理事は、会見で、都道府県からの署名簿提出が遅れ、今回の陳情が20日の国会提出に間に合わなかった事情を説明。

 そのうえで、「今回の法案の提出に向けて、与党・野党の政治家の方々に、特に大綱を決めた与党の政治家の方々には、この国民の声を十分ご理解いただきたい。

参議院に到着したトラック

 

 この国民の声を十分に踏まえていただき、国民の負担がなるべく軽くなることを切に望む」と述べた。


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