白クマ
日医白クマ通信 No.509
2006年10月6日(金)


国境なき医師団に義援金を手交

左:エリックウアネス事務局長


 唐澤祥人会長は、10月4日、日医会館を訪れた国境なき医師団日本(臼井律郎会長)のエリックウアネス事務局長に、ジャワ島中部地震救済のために全国の医師会ならびに医師会員から寄せられた義援金の一部である1,000万円を手交した。

 国境なき医師団は、1971年にフランスで設立された非営利の国際的な民間医療・人道援助団体であり、現在もジャワ島にスタッフを派遣して救援活動を行っている。今回の義援金の手交は、その活動を支援する目的で行われたものである。

 唐澤会長が「今後も現地の復興のために尽力してほしい」と述べたのに対して、ウアネス事務局長は感謝の意を示すとともに「日医との関係を今後も一層深めていきたい」と返答、国境なき医師団日本からの感謝状を唐澤会長に手渡した。

 また、その後の懇談のなかでは、同席した宝住与一副会長が「災害が起こった場合には、日医が現地に医療スタッフを派遣するなど人的な支援も将来的には行っていきたい」との考えを明示。これに対して、ウアネス事務局長は「その際にはできる限りの協力をしたい」と応じた。

◆問い合わせ先:日本医師会広報課 TEL:03−3946−2121(代)


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