白クマ
日医白クマ通信 No.513
2006年10月18日(水)


神奈川県横須賀市医師会
横須賀市医師会創立100周年記念プレイベントでアグネス・チャンさんが講演

横須賀市医師会創立100周年記念


 横須賀市医師会の創立100周年記念事業のプレイベントとして、市民を対象した講演会が、10月14日、横須賀市内で開催された。演者は歌手で日本ユニセフ協会大使でもあるアグネス・チャンさんで、ユーモアあり涙ありの講演会で会場をうずめた500人の聴衆の心を惹きつけた。

 講演に先立ち、鈴木忍会長が挨拶し、横須賀市医師会の100年の沿革を紹介し、蒲谷亮一横須賀市長からはお祝いの挨拶があった。

 講演の第1部は遠藤千洋理事が、「市民の健康と医師会活動」と題して、医師会の主な事業である健診・がん検診、救急医療センター、災害医療対策、在宅医療支援システム、病診連携、看護学校運営等についてスライドを使い紹介、医師会の市民に対するサービスをPRした。 

 講演の第2部であるアグネス・チャンさんの講演では「みんな地球に生きるひと」という演題で、自身の高校時代のボランティア活動やユニセフの活動を通して得た教訓から、お互い他人との違いを認め合うことが平和につながると訴えた。また、発展途上国では年間1100万人が5歳前に死亡し、死亡原因の多くは下痢であるが、戦争の犠牲になる数も相当多く、対策としては「平和」、屋根と食料が保証される「安定した生活」であると力説した。最後には手話を交えて「幸せな花」を聴衆とともに歌い、会場は感動の渦に包まれた。

(文責:横須賀市医師会理事 三屋 公紀)

◆問い合わせ先:横須賀市医師会 TEL:046-822-0542


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