日医白クマ通信 No.608 2007年3月6日（火）

福岡県医師会 「県民のつどい―健康で安心して暮らせる福岡県のために―」を開催

　福岡県保健・医療・福祉団体連合会（会長：横倉義武）は、３月２日、福岡県医師会館において、「県民のつどい―健康で安心して暮らせる福岡県のために―」（県民、医療従事者対象）を下記内容で開催し、県民への提言を行った。

　また、当日は、遠隔地の医師会に対し、サテライトによる同時配信も行った。

　参加者はサテライト参加者を含め、約320名であった。

◆基調講演

１）日本の医療の現状

　　講師：日本経済新聞社論説委員　　渡辺　俊介

　　座長：福岡県歯科医師会副会長　　中村　　直

２）安全保障としての医療

　　講師：川崎市立井田病院内科医長　鈴木　厚

　　座長：福岡県薬剤師会会長　　　　小田　利郎

◆対　談

　「医療財源を考える」

　　日本経済新聞社論説委員　　　渡辺　俊介

　　川崎市立井田病院内科医長　　鈴木　　厚

　　日本医師会副会長　　　　　　竹嶋　康弘

　　座長：福岡県医師会会長　　　横倉　義武

◆県民への提言（下記内容）

【県民への提言】

１．私たちの命を守る医療制度が、国の財政難を理由に変えられ、患者さんの負担が増えていることを知っていますか。

１．市場原理主義を医療に導入すると、私たちの負担が重くなることを知っていますか。

１．公的保険のきかない医療が増えて、患者さんの負担が増えようとしていることを知っていますか。

私達は、生命と健康を守る為、県民と共に闘います！

県民が安心して健康に暮らせることが私たちの願いです。

（文責：福岡県医師会広報担当理事　堤　康博）

◆問い合わせ先：福岡県医師会　TEL：092-431-4564