日医白クマ通信 No.666 2007年5月30日（水）

広島県医師会「国民医療を守る広島県民フォーラム」

平成19年５月23日(水)午後７時より、広島県民文化センターにおいて、広島県医師会主催の国民医療を守る広島県民フォーラムを開催した。参加者は立ち見を含めて600名が定員の会場を埋め尽くし、さらに立ち見が出るほどの盛況であった。 　開会にあたり、碓井静照広島県医師会長が挨拶、続いて漫才師の宮川花子さんが「愛をみつけた」と題して講演。講演の最後に、脳出血で入院の後、漫才活動に復帰された宮川大助さんが飛び入りで登壇された。 　続いて、宮川さんと碓井広島県医師会長が対談、アメリカの医療、日欧米の医療費の比較を説明、また医師不足による県内公的病院の問題などに触れ、国民医療を守るため県民と一緒に頑張っていきたいと述べた。 　最後に、国民医療を守る広島県民フォーラムとして、 「私たちの願い(案)」 国は医療の負担を国民に押し付けない 国は小児科、産科、救急医療などの深刻な医師不足を解消する 国は増加する高齢者のための療養施設を十分確保する 国は国民の命と健康を守るために、必要なお金をかける を原案通り承認し、閉会した。 ◆問い合わせ先：広島県医師会　TEL：082-232-7211