白クマ
日医白クマ通信 No.720
2007年8月30日(木)


定例記者会見
「日本医師会 後発医薬品の使用に関するアンケート調査の実施」
 ―中川俊男常任理事

 中川俊男常任理事は、8月29日、記者会見を行い、後発医薬品の使用に関するアンケートを実施することを公表した。

 本調査は、臨床医の後発医薬品対する信頼度を把握するため、昨年5〜7月にインターネット上で調査を行った「後発医薬品に関わる緊急調査」に続いてのもので、今回は、使用状況や課題等について、さらに詳細な情報を調査するとしている。

 調査の種類と対象は、2005年9月〜2007年8月末における、
 (1)後発医薬品の使用状況と問題点(後発医薬品の使用経験、採用理由、品質、副作用、効果、供給体制、情報提供体制)の調査として、日本病院薬剤師会の協力を得て、同会会員が所属する6,661施設を対象とする。

 (2)後発医薬品の使用に係る問題事例(問題があった後発医薬品の品目数、具体的事例など)の調査として、特定機能病院82ヶ所を調査対象とする。

 同常任理事は、8月末に調査票を発送、9月20日までに調査票の回収を行う予定であると説明。その後、分析を行い、早ければ10月中には速報値を公表する予定であるとし、今後の後発品使用に関する政策提言の基礎資料としたいと述べた。

◆問い合わせ先:日本医師会総合政策研究機構 TEL:03-3942-7215

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