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| 滋賀県医師会 地域医療崩壊阻止滋賀県民集会を開催 |
平成20年７月13日（日）に、滋賀県地域医療推進協議会（加盟15団体）主催による地域医療崩壊阻止滋賀県民集会−社会保障費 年2,200億円削減撤廃−を開催した。参加者は約150名で、全会一致にて決議文を採択した。
決 議
長年におよぶ医療費抑制政策の継続は、わが国の医療を崩壊へと導き、今や、医療現場の疲弊は極限に達し、産科・小児科を始めとする医師不足、救急医療体制の破綻、医療機関の経営悪化・閉院など、崩壊の現実は誰の目にも明らかである。
毎年2,200億円の社会保障費の削減は、08年度の診療報酬改定にも多大な悪影響を及ぼし、「病院勤務医の負担軽減」への効果も極めて限定的なものとなった。このような社会保障費の機械的削減を中止し、あるべき医療を実現するための新たな財源を確保する以外に、わが国の医療を蘇生させる手段はない。
政府は、いきすぎた医療費抑制政策を即刻取りやめるとともに、社会資本である医療の充実に努め、国民の生命と健康を守る責任を果たすべきである。
我々は、すべての国民が安心して暮らせるようになったと実感できる社会を実現させるため、政府に対し下記の事項を強く要望する。
記
１．社会保障費の年2,200億円削減を撤廃すること
１．後期高齢者医療と一般医療に格差が生じないよう配慮すること
以上、決議する。
平成20年７月13日
滋賀県地域医療推進協議会
『地域医療崩壊阻止滋賀県民集会』
滋賀県地域医療推進協議会
（滋賀県医師会・滋賀県栄養士会・滋賀県看護協会・滋賀県歯科医師会・滋賀県柔道整復師会・滋賀県鍼灸師会・滋賀県地域女性団体連合会・日本医療教育財団大津支部・滋賀県鍼灸マッサージ師会・滋賀県病院協会・滋賀県放射線技師会・滋賀県薬剤師会・滋賀県理学療法士会・滋賀県臨床検査技師会・滋賀県老人クラブ連合会）
◆問い合わせ先：滋賀県医師会 TEL：077-524-1273
