交流ひろば

学生プレゼンテーション

小児科ボランティアを通して思うこと

児童問題研究会ひばり 
香川大学 宇保 早希子/岡田 悠輝

ひばり地域の子どもたちやその家族との関わりを通じて地域に貢献していきたいです。ボランティア活動にあたっては、いろんな不安を抱えた子が少しでも笑顔になる時間を作ることを大切にしています。障害児サークルでの活動を通して、ご家族から将来への不安や医療・福祉への希望を直接伺うことなどは医学生にとって貴重な体験だと感じます。

地域医療 多職種連携 学部間交流 未来のため、今できること

TEKISHI
大阪大学 山本 暁大

tekishiTEKISHIでは将来を見据えた学部間交流が必要だと考えています。地域のチーム医療の現場見学に行く、お互いの学部・学科で行われている実習を学生たちが体験しあうなど、学生のうちから多職種の具体的な業務内容について理解を深めています。色々なことを見て聞いて実際に動いてみることが、未来のために今医学生ができることだと思います。

地域の健康問題を住民と一緒に考える

鳥取大学医学部地域医療研究部
鳥取大学 吉田 つばさ

高血圧の人がなぜその地域に多いのかを知るため、単なる予防啓発活動に留まらず、地域での生活を体験し交流を深めることを大事にしています。活動を通じて地域住民の血圧計所持率が上昇するなどの変化がありました。住民が健康について考えるきっかけ作りとなっている活動を、住民主体の継続的活動にしていくことが私たちの課題です。

外から見た日本の医療
‐アジア・ヨーロッパ・北米の学生と共に見つめる日本‐

名古屋大学 清水 一紀

shimizu東ティモールでの研究調査、ルックマレーシアプログラム・日本カナダ学術フォーラムでの討論、ポーランドへの臨床留学を通し、日本の医療の強みと弱みを見つめました。医療技術の高さ、フリーアクセスに代表される医療制度は、誇るべき特徴です。世界は日本の高齢化に注目しており、この問題の解決は世界への貢献につながるでしょう。

地域医療への医学生アプローチ

大阪どまんなか
京都府立医科大学 笹本 浩平

医学生が将来地域医療に貢献するために、地域に興味をもてるようなムーブメントを起こそうと活動しています。全国的に医師と医学生の繋がりをつくり、地域医療に関する議論を行い一人ひとりの能力を高めることが最終目標です。医学生を地域に呼び、その土地を好きになってもらうことで、地域の研修医の増加に寄与したいと考えています。

地域に飛び出せ!実践、多職種連携!

ぎふ医療ケアサークル
岐阜大学 堀 賢一郎

地域での実習を体験したい学生と受入れ先との橋渡しをするとともに、多職種学生交流会を開催しています。地域には教育の場と出会いの場という2つの側面があります。私も他の学生と共に地域医療の現場に赴いてきたなかで、生活の中に病があることを学びました。多職種学生交流会では症例検討を行い、視点の違いを知ることができました。

国際医療×地域医療

ジャパンハート学生組織HEART’s
名古屋市立大学 廣瀬 正明

国際医療・地域医療の体験と学びの場を学生に提供し、クラウドファンディングを活用して医療にアクセスできない子供への募金等の活動をしています。医療へのアクセスのしにくさ、従事者不足及び設備の不十分さは、国際医療と地域医療に共通する問題です。どちらか片方でも深く学べば、将来双方の医療に役立てるのではと考えています。

奈良県内多職種学生連携の取り組み

Nara IPECH~奈良の医療介護の連携を考える学生の会~
奈良県立医科大学 峯 昌啓

学生の段階から、医療職・介護職のコミュニケーションの壁を払拭するために必要なことを考えていき、2025年に機能する地域包括ケアを学生から創っていきたいです。学生主体の事例検討会や多職種での現場同行を継続的に行うことで、奈良県の医療職・介護職の連携をどのように進めていくべきか、答えを見つけていきます。


No.15