リハ科が気になる医学生・研修医・医師のための
プロフェッショナル紹介セミナー「リハ科専門医の仕事」
11/29 [Sun]
日本リハビリテーション医学会
日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科女性医師ネットワーク(RJN)企画
日本医師会共催 平成27年度医学生、研修医等をサポートするための会
「リハビリテーション科専門医の仕事」とは、3人のリハ科医が、臨床につながる「小児リハ」「障害受容」「リハ科専門医のアドバンテージ」の3つのテーマでお話しします。
リハ科に興味のある医学生、研修医、医師の参加をお待ちしています。
日時:2015年11月29(日) 14:05~16:00
会場:ソラシティカンファレンスセンター 第2会場(RoomC)(JR御茶ノ水駅より徒歩1分)
定員:60名 参加費:無料、軽食付
URL:http://www.jarm.or.jp/wp-content/uploads/file/rjn/rjn_news_JJRM52-10-582.pdf
申込締切:11月26日(木)
「放射線医学オープンスクール」概要
公益財団法人 医用原子力技術研究振興財団
「放射線医学オープンスクール」は放射線医学最先端技術の現場見学の機会を提供することで放射線医学分野への関心を高め、将来性を実感していただくことを目的として、医学部だけに限らず医療系、理工系の幅広い分野の大学生・大学院生を対象に、一泊二日の日程で実施しております。8回目を迎えた今年は京都市にて開催し、全国から41名の参加がありました。
【プログラム】
8月27日
●株式会社島津製作所
講義、ショールーム見学、工場見学、創業記念資料館の見学
●特別講演
辻井 博彦先生 (公財)医用原子力技術研究振興財団
●懇親会
(見学先の医師や企業の方々、参加者相互の交流)
8月28日
●京都大学医学部附属病院
講義、治療計画実習、先端センターでの治療装置見学
【参加報告】
福島県立医科大学 医学部 5年 田中 奏多
「放射線医療」「最先端医療」「日本の医療の強み」と聞いて、何をイメージするだろうか。そのイメージの中に自分はいるだろうか。この放射線医学オープンスクールは「最先端の、日本の、放射線医療」を知るだけでなく、現場を、現場にいる人を肌で感じることができる。
今年度のオープンスクールは京都で行われた。京都の島津製作所さん、そして京都大学で放射線医療の最先端を実際に見学するだけでなく、放射線医学総合研究所の辻井博彦先生のご講演もあり放射線医療にどっぷりと漬かった2日間だった。
日本が世界に誇る放射線医療とは、患者にも、医療者にも優しい医療である。島津製作所では、産学連携により重い機器をモーターの搭載によって以前よりも軽く動くことにより、医療者の負担を軽減する改良がなされた最新機器の見学をした。京都大学で開発されたVero4DRTは、動体追尾照射により安全性を高め、正常な組織の機能を傷つけずに、腫瘍に照射することができる。現在開発途中の機器には組織の機能を同定し、五次元の放射線治療によってQOLを維持するオーダーメイド医療もあった。
放射線医療は、超高齢社会、つまり労働力人口が減少していく社会への、医療からの一つのアプローチだと思う。これからの社会では、臓器の機能低下のために手術が難しい方への医療、日本を支えている世代の人々の力を維持する、「支援の医療」が必要になる。
新しい発見、発明は多様な知識、考え、経験、そして協力から生まれる。このオープンスクールは毎年日本全国の医学部だけでなく理学部、工学部、栄養学部など、多岐にわたる分野の学生が集まる。違う学びの背景を持つ学生が、同じことを学び、同じ時間を過ごす経験は産学連携の始まりである。この経験こそ未来につながる医療の始まりであり、またその中に自分がいるイメージを持てるようになるきっかけとなる。



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