Information Summer, 2016
電子書籍サービス「日医Lib」で、ドクタラーゼの
バックナンバーが読めるようになりました!
●日医Libとは
日本医師会はその時々のスタンダードな医療情報を、会員を中心とする医師に提供しています。その取り組みの一環として、2014年12月、電子書籍サービス「日医Lib」(日本医師会e-Library)の提供を開始しました。
●日医Libの特徴
日医Libアプリ(iOS版・Android版・Windows版・Mac版)をスマートフォンやタブレット、PCにインストールすることで、日医が配信する電子書籍をダウンロードしてご覧いただけます。日医雑誌をはじめ、日本医師会が所有するコンテンツを中心に取り扱っており、今後も医学・医療に関するコンテンツを充実させていく予定です。
日医Libは医療従事者・学術研究者・医学生にとって便利な機能を数多く備えています。ハイライトやメモ、しおりをつけ、それらを日医Libに登録している3台の機器間で同期することが可能です。さらにiOS版には、TwitterやFacebookに投稿できるソーシャル機能、共有登録したメンバー間でハイライトやメモ等を共有できるグループ共有機能が備わっており、他の医師との情報共有や議論に活用できます。
このたび、日医Libにてドクタラーゼのバックナンバーがご覧いただけるようになりました!
ぜひ日医Libアプリをダウンロードし、読書や議論に活用してみてください。
WEB:http://jmalib.med.or.jp/
第5回 日本医療小説大賞受賞作決定
中島 京子『長いお別れ』
日本医療小説大賞は、「国民の医療や医療制度に対する興味を喚起する小説を顕彰することで、医療関係者と国民とのより良い信頼関係の構築を図り、日本の医療に対する国民の理解と共感を得ること及び、わが国の活字文化の推進に寄与すること」を目的に、厚生労働省の後援、新潮社の協力のもとで日本医師会が主催し、創設した文学賞です。医療をテーマにした小説、あるいは医療を素材として扱っている小説(ノンフィクションは除く)が選考対象となります。
2011年度に創設されたこの賞は、今回が第5回目になります。今回は50作品の中から選考を行い、受賞作品は中島京子氏の『長いお別れ』に決まりました。
【過去の受賞作】
第1回 帚木 蓬生
『蝿の帝国――軍医たちの黙示録』(2011年7月、新潮社)
『蛍の航跡――軍医たちの黙示録』(2011年11月、新潮社)
第2回 受賞作品なし
第3回 久坂部 羊
『悪医』(2013年11月、朝日新聞出版)
第4回 上橋 菜穂子
『鹿の王(上)生き残った者』
『鹿の王(下)還って行く者』
(2014年9月、KADOKAWA 角川書店)
第5回 中島 京子
『長いお別れ』(2015年5月、文藝春秋)
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