【SOLA Autumn Conference 2019　外国人診療の現状
∼来たるべき国際社会に向けて】開催のご案内

Team Medics

SOLA（School of Liberal Arts）は、Team Medicsが「Study of Diversity 多種多様な文化・価値観・生き方の学び」をテーマに、ゲスト講師のご講演による学びの場として開催しているイベントです。

今回は、外国人診療制度に精通している先生や外国人診療に携わる先生、医療スタッフの方々をお招きし、日本における外国人診療制度の現状やニーズを学ぶ機会を鋭意企画中です。医療者として今後どのように外国人診療に関わっていくのか、主体的に議論し考えてみませんか。

※内容や時間の詳細、申込フォームは、順次Facebookとホームページに掲載いたします。

日時 : 2019年11月16日（土）～17日（日）（終日 宿泊型ではありません）

場所 : 順天堂大学A棟13階　カンファレンスルーム

料金 :学生2,000円（2DAY）、1,500円（1DAY）※昼食含／社会人4,000円（2DAY）、2,500円（1DAY）※昼食含

主催：Team Medics後援 : 一般社団法人JIGH

WEB：http://team-medics.org/

昨年8月に開催いたしましたConference2018は、2日間とも大勢の参加者にお越しいただき、活気ある議論を交わし、大変好評をいただきました。

サマーキャンプ@亀田2019 ～開催10周年「チーム医療」を
多職種の医療系学生とともに熟考する2日間～

サマーキャンプ＠亀田2019学生事務局　
コメニウス大学医学部５年　妹尾 優希　（共催：亀田総合病院）

8月6～7日にサマーキャンプ＠亀田2019を千葉県鴨川市の亀田総合病院にて開催しました。本イベントは2009年に始まり、今年で開催10周年となります。今年も、医学生の他に、看護師、臨床工学技士、診療情報管理士、理学療法士、薬剤師を目指す、未来の医療を担う学生が全国各地から集まり、様々な視点の意見交換を通じて、専門性を持ったチームの仲間が効率よく情報共有や業務分担を経て連携し、患者さんにベストな医療を提供する方法を探りました。

1日目は、亀田総合病院長の亀田省吾先生と腎臓高血圧内科の小原まみ子先生による講義の後、病院見学をしました。「あなたの体験したチーム医療」がテーマのディスカッションや、医療現場の一部を再現するロールプレイングでは、様々な医療従事者と意見交換をしました。夜の懇親会ではバーベキューを囲みつつ、現在医療の現場を担う方々からアドバイスを頂きました。

2日目は産婦人科の鈴木真先生から「メンタルモデル」の講義があり、次に医療インシデントを再現したロールプレイングでは、医療弁護士の竹内治先生と医師である小原まみ子先生のアドバイスを受けながら、立場が変わることで状況の見方や心境が変わることを体験しました。

本サマーキャンプは受動的な勉強だけでなく、学んだことを活発にアウトプットできる形式で、様々な視点からチーム医療や、他者への想像力について楽しみながら熟考できる企画です。

サマーキャンプ＠亀田は来年も8月に開催予定です。みなさんのご参加をお待ちしてます！

パラ卓球国際ボランティア活動を終えて

Team Medics　昭和大学医学部医学科６年　松根 佑典

医学生を中心とする医学英語サークルTeam　Medicsは日頃の勉強会の実践の場として2019年8月1～3日に、東京都港区スポーツセンターで開催されたパラ卓球ジャパンオープンのボランティア活動を行いました。開催期間中は医務室での選手の医療サポートのみならず、会場管理や大会前後のホテルや空港での案内役など様々な活動を行いました。また、選手の障がいの等級分けに関するセミナーのアシスタントを務めた学生もいました。講義資料には大学の解剖で習った単語もいくつかあり、低学年の学生も日頃の勉強を活かすことができたようです。

大会会場には世界各地から選手団が集まり、白熱した試合が展開されました。ボランティアに参加した学生たちも首都圏のみならず沖縄や大阪、さらには北京から来たメンバーもおり、多彩な交流を図ることができました。

私は今回初めてパラ卓球を観戦しました。最初はなかなかイメージがわかなかったのですが、医務室の医師から選手一人ひとりの特徴やプレーについて解説していただき、興味を惹かれました。また選手の義足や車いすも初めて見ることができ、新鮮な体験を得ました。

最後になりますが、パラ卓球ジャパンオープン事務局の皆様、チームドクターの鈴木先生や大野先生に心から感謝申し上げます。今後ともご指導のほどよろしくお願いします。