医学生の交流ひろば
予防できたはずのがんpreVentable CANcerで落とす命を守りたい。
若者にHPVワクチンについて広く発信する会 Vcan
医学生であれば、知らないと恥ずかしいことをあえて問いたい。あなたは知っていますか?「子宮頸がんワクチンは、海外では男女共に接種が推奨されている」「子宮頸がんを引き起こすHPVには男女の80%が一生のうちに一度は感染すると言われており、ありふれたウイルスである」
学生団体Vcanは、医学生を中心にHPVワクチンを取り巻く課題を解決すべく活動する自主プロジェクトです。「若者がHPVワクチンに対して主体的に考えられる環境を作る」「若者の力でHPVワクチンを取り巻く社会を変える」というミッションのもと、弘前大学、東京女子医科大学、大阪大学、熊本大学など全国からメンバーが集まっています。HPVワクチンについての正しい情報をもとに、自分で接種するかどうか判断できる社会を目指し、現役産婦人科医にアドバイザーについていただいています。厚生労働省への提言や若者向けのSNS発信、学会での発表など活動内容は多岐にわたり、大学生としての強みを活かしながら精力的に活動中です。国際HPV啓発デー2022の公式パートナーに日本で唯一の学生団体として選ばれました。当事者世代から声を上げる意義をこれからも見つめ続けます。
メインプロジェクトは、全国の中学校・高等学校を回ってHPVワクチンについての講演・ワークショップを行う「全国中高ツアー」です。そもそもHPVワクチンについて知らない生徒、存在は知っていても自分ごとだと捉えていない生徒たち。医学的根拠に基づくHPVワクチンについての知識をポップに広めていくことで、自分とパートナーの健康を考えるきっかけになればと考えています。
医師免許を取らなければ命は救えない、そう思っていませんか?HPVワクチンを取り巻く状況に課題があると感じた方!熱いパッションを持っている方!大歓迎です!あなたの出身地や、地元の中学校・高等学校でHPVワクチンについての知識を広めませんか?予防できたはずの子宮頸がんで苦しむことほど悔しいことはありません。これまでのワークショップの様子など実績をHPに掲載していますので、ぜひご覧ください。
Vcanの活動に興味を持っていただいた方はお問い合わせ先(vcan.hpv.official[a]gmail.com [a]をアットマークに変えてください)までご連絡お待ちしております。
NHKによる取材記事:https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0119/topic004.html
※寄稿:2022年5月
※寄稿者の所属は寄稿時のものです。
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- Information:Summer, 2022
- 特集:「病床」がみえる
- 特集:なぜ病床はすぐに増えないのか?
- 特集:医療の必要性に応じ、適切な病床を使う
- 特集:病床を効率良く使う~ベッドコントロール~
- 特集:病床を効率良く使う~退院支援と地域包括ケア~
- 特集:どれだけの病床を確保すべきか
- チーム医療のパートナー:総合病院の歯科医師
- Blue Ocean:埼玉県|本淨 桃里先生(深谷赤十字病院)
- Blue Ocean:埼玉県|福岡 謙徳先生(秩父市立病院)
- 医師の働き方を考える:医師の視点で施策に携わり地域住民の健康増進に尽力する
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