日医ニュース 第875号(平成10年2月20日)
第5回ノバルティス地域医療賞贈呈式
第5回ノバルティス地域医療賞の贈呈式が、1月22日、都内のホテルで行われ、5名の日医会員が受賞した。
ノバルティス地域医療賞委員会が主催し、日医が後援する同賞は、Ciba地域医療賞から名称変更したものであり、住民に密着した医療活動で優れた功績を挙げ、地域住民の保健衛生の向上に著しく貢献した者に贈られ、平成6年に第1回の贈呈式を開催した。
当日は、まず、委員長(坪井日医会長)のあいさつがあり、選考経過報告および受賞者功績紹介のあと表彰に入った。
今年度の受賞者と、その功績は次のとおりである。
・斎藤一夫(宮 城)−子宮がん・乳がん検診体制確立と老人対策活動
・角田 勤(群 馬)−広範囲からなる地域の公衆衛生向上に精励して30余年
・三輪 淳(静 岡)−地域に密着した保健衛生活動への取り組み
・山口肇久(神奈川)−包括的地域医療システムの早期実現に向けて
・渡辺茂樹(岐 阜)−救急医療システム、在宅ケアシステムの構築