日本医師会・日本歯科医師会・日本薬剤師会の三師会は,七月二十一日,都内のホテルで合同記者会見を行った.会見は,それに先立って開かれた三師会会長会議を踏まえて開催されたもので,内容は,医療保険改革の促進をめぐって,三師会の間で合意された事項を報道関係者に発表した.会見では,坪井栄孝会長,佐谷圭一日薬会長が出席して説明にあたった(中原爽日歯会長は,会長会議には出席したが,公務のため会見は欠席).
当日は,まず,坪井会長が,会長会議での合意事項(下掲)を読み上げ,次のように,補足説明を行った.
「合同協議会は,会長,副会長,担当役員が参加して,三師会の意思の疎通を円滑にし,今後の折衝にあたってゆきたい.作業部会は,すでに三師会のなかで活動中であるが,今後は定期的に開催し,三師会から出ている中医協委員も編入して討議をすすめていくことで合意した」.
つづいて,佐谷会長は,「現在のままでは日本の医療制度そのものが崩壊しかねないので,今回,三師会が集まって,三つの事項に合意した.これからは,三師会が一体となって,緊急事態にあたりたい」と決意表明を行った.
その後,質疑応答が行われ,会見を終了した.
1.わが国医療の緊急事態にあたり,三師会は団結して国民医療の確保のため努力する.
2.三師会各役員の合同協議会を設置し,財政問題を含め,三師会の合意形成を図る.
3.具体的作業のため作業部会を定期化する.
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