日医ニュース 第931号(平成12年6月20日)

日医提供テレビ番組「からだ元気科」
「かかりつけ医相談室」を新設


 日医提供のテレビ健康番組「からだ元気科」(日本テレビ全国三十一局ネット)が,本年四月からその内容を一部リニューアルして放映している.
 日医では,昭和三十六年から一般国民を対象に健康意識を啓発するテレビ番組「健康増進時代」をスタートしたが,平成七年に題名を「Oh!診」と改め,さらに平成九年には,家庭の主婦層を対象に絞り,「からだ元気科」として改編.健常者の最大関心事である健康維持を柱に,最新の話題をタイムリーに取り上げ,現在に至っている.「からだ元気科」は,この種の健康番組のなかでも高視聴率を得て,国民の間に浸透しつつある.
 今回変更したのは,従来,「元気ドクター」と呼ばれていた番組後半部分に当たり,四人の医師(日医常任理事二名,日医広報委員二名)が交代で,視聴者から寄せられた質問に直接回答する「かかりつけ医相談室」として生まれ変わった.二分間という枠内で,「生活習慣病って?」「尿の泡立ちは?」「心療内科と精神科は違うの?」などの質問に対して,かかりつけ医が簡潔に分かりやすく答え,視聴者の評判も上々である.


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