日医ニュース 第953号(平成13年5月20日)

坂口厚生労働大臣再任


 四月二十六日,第一次小泉連立内閣が発足し,厚生労働大臣には,坂口力現厚生労働大臣が再任された.
 坂口氏は,昭和九年生まれの六十七歳.昭和三十五年三重県立大学(現国立三重大学)医学部を卒業し,昭和四十年に同大学大学院医学研究科を修了.昭和四十七年に衆議院議員初当選後は,公明党政策審議会副会長・会長,副代表の職を歴任している.閣僚経験としては,細川内閣時に労働大臣,森内閣時に厚生労働大臣がある.
 坂口厚生労働大臣は記者会見を行い,二期目の抱負を次のように述べた.
「今回は,特にC型肝炎対策,小児救急医療体制の整備に力を入れていきたい.医療制度改革についても,来年の通常国会に法案を提出することが決まっており,この数カ月の間にその骨格を作り上げていく」
 なお,副大臣には,桝屋敬悟衆議院議員(公明党・再任),南野知惠子参議院議員(自民党・新任)が就任した.


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