日医ニュース 第969号(平成14年1月20日)
合計特殊出生率1.36に |
厚生労働省は,昨年十二月十三日に「平成十二年人口動態統計(確定数)の概況」を公表した.これは,平成十三年九月十三日に公表した「平成十二年人口動態統計(確定数)」に平成十二年国勢調査人口を用いて算出した諸率をあわせたものである.
一 出 生
出生数は百十九万五百四十七人,出生率(人口千対)は九・五で,前年に比べ一万二千八百七十八人増,〇・一ポイント上回った.
合計特殊出生率は一・三六で,前年を〇・〇二ポイント上回った.
二 死 亡
死亡数は九十六万千六百五十三人,死亡率(人口千対)は七・七で,前年に比べ二万三百七十八人減,〇・一ポイント下回った.
死因順位は一位が悪性新生物,二位が心疾患,三位が脳血管疾患となっており,前年と同順であった.
年齢調整死亡率(人口千対)は,男六・三,女三・二で,前年を男は〇・四ポイント,女は〇・二ポイントそれぞれ下回った.
三 死 産
死産数は三万八千三百九十三胎,死産率((出生+死産)千対)は三一・二で,前年に比べ五十九胎減,〇・四ポイント下回った.
四 婚 姻
婚姻数は七十九万八千百三十八件,婚姻率(人口千対)は六・四で,前年に比べ三万六千百十件増,〇・三ポイント上回った.
五 離 婚
離婚数は二十六万四千二百四十六件,離婚率(人口千対)は二・一〇で,前年に比べ一万三千七百十七件増,〇・一〇ポイント上回った.