日医ニュース 第969号(平成14年1月20日)
第3回「生命を見つめる」フォトコンテスト 2,016点のなかから各賞決まる |
第三回「生命(いのち)を見つめる」フォトコンテスト(主催:日医,読売新聞社)の最終審査会が,昨年十二月十九日に読売新聞本社(東京・大手町)で開かれ,最優秀賞を含む全二十九点が選ばれた.
審査会には,織作峰子(写真家),椎名誠(作家),田沼武能(日本写真家協会会長),ロザンナ(歌手),平井鏡太郎(読売新聞社写真部長),山田統正(日医常任理事)の六氏が出席し,選考にあたった.
最終審査会場には,第一次審査を通過した,人物もの九十六点,動物・昆虫もの四十九点,自然・静物もの二十二点の合計百六十七点(応募総数二千十六点)の写真が机上に並べられた.審査委員は丹念に一枚一枚を吟味し,慎重に選考を行い,気に入った作品十点に付箋を貼付していった.
まず,最優秀賞の選考に入り,得票の多かった三点を囲んで六人の審査委員は議論を重ね,「生命を見つめる」というテーマにふさわしいもの,芸術的・技術的にすぐれたもの,それぞれの写真がもつ訴えかける内容などを検討し,一点を選んだ.順次,優秀賞,入選,佳作の選考を行い,最終的に,最優秀賞一点,優秀賞三点,入選五点,佳作二十点が決定した.
審査委員は,テーマに沿った作品を幅広く取り入れるように配慮し,入賞作品は充実したものとなった.
入賞作品および審査委員のコメントは,読売新聞二月十三日付朝刊(予定),日医ニュース三月五日号付録で発表される.
入賞作品展は新宿高島屋(JR新宿駅新南口すぐ)二階特設会場で,二月十五日(金)から二十六日(火)にわたって行われる(定休日は二十日).