日医ニュース
日医ニュース目次 第1029号(平成16年7月20日)

乳幼児健康支援一時預かり事業等の普及に向けてQ&Aを作成

乳幼児健康支援一時預かり事業等の普及に向けてQ&Aを作成 日医は,地域医師会における出産前小児保健指導(プレネイタル・ビジット)事業並びに乳幼児健康支援一時預かり事業の一層の普及・啓発のための冊子を作成し,六月二十九日,公表した.
 冊子は,事業の概要,実施主体,対象者,補助金,事業に取り組む際の問い合わせ先―などについて,Q&Aの形でまとめられている.加えて,モデル事業報告や事例紹介等も参考資料として載せられている.
 出産前小児保健指導は,平成四年度から厚生労働省で開始され,妊婦やその家族に対して,産婦人科医と小児科医が連携して,小児科医が育児指導や育児相談を行うことにより,育児不安を解消するとともに,良好な親子関係の育成を図ることを目的としている.
 また,子育てと就労の両立支援の一環として,病気の回復期等にある子どもを病院,診療所,保育所等で一時的に預かる乳幼児健康支援一時預かり事業も,平成六年より実施されており,両事業ともに,日医は少子化対策の一環として,これまでも普及に努めてきていた.
(問い合わせは,地域医療第三課まで)

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