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第1042号(平成17年2月5日) |
日本医師会から
動物由来感染症ハンドブックが刊行される

日本医師会の感染症危機管理対策室は,市民公開講座「動物由来感染症」の開催に合わせ,ヒトと動物の共通の感染症の実態を知り,正しい知識を身につけていただくため,国民向けパンフレット「動物由来感染症ハンドブック〜ペットからの感染を防ぐために」を刊行した.
室長の雪下國雄常任理事の「はじめに」に続き,第一章イヌからうつる,第二章ネコからうつる,第三章トリからうつる,第四章ウサギ・ハムスターからうつる,第五章輸入動物からうつる,第六章予防方法―からなっている.パスツレラ症,レプトスピラ症,狂犬病,イヌ・ネコ回虫症,オウム病,皮膚糸状菌症,サルモネラ症などについて,動物の症状,ヒトの症状,感染経路,予防などについて記述されている.
都道府県医師会,都道府県獣医師会などに送付するほか,希望者には無料で配付し,ホームページにも掲載する(住所,氏名,必要部数を明記し,Fax:03-3946-2684に申し込む).
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