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第1053号(平成17年7月20日) |
全国訪問看護事業協会10周年記念式典
より良い訪問看護サービスの提供のために

全国訪問看護事業協会十周年記念式典が,七月七日,日医会館で開催された.
冒頭,相川宗一全国訪問看護事業協会長(さいたま市長)は,「訪問看護の質の向上と訪問看護事業の経営の安定化に向けて,全力で会員の皆様を支援する努力をしてきた」と協会発足からの十年間を振り返ったうえで,「地域の在宅療養を支える担い手として,今後とも訪問看護に取り組まれるよう期待する」とあいさつした.
来賓として,中村秀一厚生労働省老健局長,植松治雄会長(寺岡暉副会長代理出席),久常節子日本看護協会長(小川忍日看協常任理事代理出席)が招かれ,植松会長(寺岡副会長代読)は,「今後とも,訪問看護に対する国民のニーズに応えるべく,全国訪問看護事業協会が,訪問看護事業を支える拠点として,より良い訪問看護サービスの提供のために引き続き主導的な役割を果たされるよう,一層のご活躍を期待申し上げる」と祝辞を述べた.
つづいて,管理者永年勤続表彰が行われ,表彰状と記念品が贈呈された.本表彰は,協会設立十周年を迎えるに当たり,設立当初から訪問看護ステーションの発展に尽くしてきた管理者の労に報いるためのものであり,八十名の管理者が表彰の対象となった.
その後,講演会として,(一)市原悦子氏(女優)による記念講演「私の選んだ女優の道」,(二)山崎摩耶協会理事をコーディネーターとして,訪問看護ステーションの管理者五名による成果発表会が行われた.
講演会のあとには祝賀会が催され,盛会裏に終了した.
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