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第1141号(平成21年3月20日) |
日本医師会テレビ健康講座(愛知県)
「お腹が引っこむテレビ〜メタボなカラダは改善できる!〜」をテーマに

「日本医師会テレビ健康講座─ふれあい健康ネットワーク」の収録が,愛知県医師会およびテレビ愛知の協力のもと,二月二十一日にテレビ愛知のスタジオで行われた.
今回は,「お腹が引っこむテレビ〜メタボなカラダは改善できる!〜」をテーマに,愛知県医師会の県民の健康づくりに関するさまざまな取り組みが紹介された.
番組の前半では,藤野明男愛知県医師会副会長が,メタボリックシンドロームについて詳細に解説.肥満は虚血性心疾患,脳卒中等の発症リスクが大きくなるが,その予防には,バランスの取れた,腹八分目の食事と運動が重要であると説明した.
また,レポーター二人が「あいち健康プラザ」を訪れ,実際に健康づくり教室に参加する模様を紹介.健康度評価を受けて,提案された自分に合ったオリジナルのプログラムに取り組む様子や,食事習慣を見直すためのバイキング実習などが紹介された.
番組の後半では,妹尾淑郎愛知県医師会長が,一九八一年に県医師会健康友の会を設立(現在,一般県民会員は約二千名)し,毎月健康教育講座を開催していること,また,一九八四年から健康番組『健康ワンダフル』をテレビ愛知で放送していることなど,県医師会の取り組みを紹介した.
中川俊男常任理事は,愛知県医師会の健康づくりのための環境整備は,「全国的に広めたいモデルケース」として大変参考になると高く評価.「このような先進的な取り組みが全国レベルになることを期待している」と述べた.また,日医のホームページに国民向けの健康情報を多数掲載していることを紹介し,健康づくりに役立てて欲しいとした.
なお,番組は,三月七日(土)にテレビ愛知で,十二時三十分から三十分間放映された.
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