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第1186号(平成23年2月5日) |
日本医師会テレビ健康講座(大阪府)
「心不全と生活習慣病〜かかりつけの医師が予防と治療の入り口〜」をテーマに

「日本医師会テレビ健康講座─ふれあい健康ネットワーク」の収録が一月十五日に,大阪府医師会ならびにテレビ大阪の協力のもと,テレビ局内のスタジオで行われた.
今回のテーマは,「心不全と生活習慣病〜かかりつけの医師が予防と治療の入り口〜」で,大阪府医師会の心不全と生活習慣病に対する取り組みを紹介した.
VTRで出演した澤芳樹大阪府医師会副会長は,心不全と生活習慣病について解説.再生治療により,人工心臓から復帰した患者を紹介した.
また,吉岡公夫よしおか医院長は,病診連携のケースとして,阪大病院との連携を紹介.受け持ち患者へのインタビューでは,かかりつけの医師を持つことの重要性が述べられた.
番組に出演した,伯井俊明大阪府医師会長は,「かかりつけの医師を持っていれば,病診連携や診診連携により様々な疾病に対応してもらえる」と述べるとともに,大阪府内の糖尿病や心筋梗塞に関する『地域連携クリティカルパス』を紹介.今後,様々な病気の連携パスのモデルケースとなることに期待感を示した.
同じく番組に出演した石川広己常任理事は,千葉県の連携パスを推進してきた経験を語り,大阪府医師会の取り組みに大きな関心を示したうえで,「地域性を重視することがとても大切であり,地域の事情に合わせて工夫されたパスが,各地域で作成されることを期待したい」と述べた.
なお,番組は,二月十一日(祝・金),午後二時二十五分から三十分間,テレビ大阪で放映される予定.
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