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第1210号(平成24年2月5日) |
野田改造内閣が発足
小宮山厚労大臣は留任

野田改造内閣が一月十三日に発足し,厚生労働大臣には小宮山洋子現大臣が留任した.
小宮山厚労大臣は,昭和二十三年生まれの六十三歳.成城大学文芸学部卒業後,NHKに入社.NHKでは,アナウンサー,解説委員として活躍し,平成十年に退職.その年の参議院議員(全国比例)選挙で初当選後,平成十五年には衆議院議員(東京六区)に当選を果たし,厚労副大臣等を歴任.昨年九月の野田内閣発足時に厚労大臣に就任していた.
初閣議後,厚労省で記者会見を行った小宮山厚労大臣は,野田佳彦総理から,(1)社会保障・税一体改革について,国民に分かりやすく広報すること(2)東日本大震災の被災地を含めた雇用対策―に取り組むよう指示を受けたことを説明.今後については,岡田克也副総理と共に,社会保障・税一体改革の実現に向けて,全力で取り組んでいく意向を示した.
なお,牧義夫・辻泰弘両副大臣,藤田一枝・津田弥太郎両政務官は共に留任することになった.
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