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第1218号(平成24年6月5日) |
訃報

■碓井静照氏(元日医理事,現広島県医師会長)
五月九日,死去,七十四歳.広島県医師会と広島市医師会共催のお別れの会が六月九日(土)午前十一時より,リーガロイヤルホテル広島にて行われる.
氏は昭和十二年広島県の出身.昭和三十八年広島大学医学部卒業.広島市医会長,広島県医副会長を経て,平成十六年に会長に就任.本年三月に行われた定例代議員会でも会長に選出され,五選を果たしていた.また,その間,平成二十年四月から平成二十二年三月まで,日医理事を一期務めた.
八歳の時に自身が被ばくした経験を基に,被ばく者検診の充実に努める傍ら,自ら現地に赴いて海外在住の被爆者に対する医療支援を実施.核戦争防止国際医師会議(IPPNW)日本支部長として核兵器廃絶運動にも取り組み,平成二十三年には旭日小綬章を受章している.
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