白クマ
日医白クマ通信 No.1211
2009年12月4日(金)


定例記者会見
「潜在看護職員再就業支援研修モデル事業について」
―羽生田常任理事

定例記者会見


 羽生田常任理事は、12月2日の定例記者会見で、離職中の看護職員の再就職を支援するため「潜在看護職員再就業支援研修モデル事業」を年度内に実施することを発表した。

 同常任理事は、昨年度日医が実施した潜在看護職員を対象としたアンケート調査で、約7割が再就業を望んでおり、再就業の際にはなんらかの研修を受けたいとの回答があったことから、「今年度のモデル事業では、再就業を希望している現在離職中の潜在看護職員が、再就業に向けて踏み出す行動につながるような情報や看護実践力の再確認・研鑽の機会を提供したい」とした。

 事業概要は、実施主体:都道府県医師会(15県)、助成金:1都道府県50万円、実施期間:5日間程度(1日3〜4時間)、研修内容:医療・看護の動向、医療・看護の現場で不可欠な取り組みについて、看護技術演習、病院等見学・実習―等となっている。

 同常任理事は、「本事業によって50万人とも60万人とも言われている潜在看護職員を掘り起こし、看護職員不足を少しでも解消していきたい」と、事業実施への意欲を示した。

◆問い合わせ先:日本医師会地域医療第一課 TEL:03-3946-2121(代)
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