白クマ
日医白クマ通信 No.1835
2014年12月25日(木)


定例記者会見
「日本医師会e-Library(日医Lib)」電子書籍サービス開始
―小森常任理事

定例記者会見


 小森貴常任理事は、12月24日の定例記者会見で、日医の各種発行物をスマートフォンやタブレットで読むことができる日医会員向けの電子書籍サービス「日本医師会e-library(日医Lib)」を12月よりスタートしたことを公表した。

 本サービスは、iOS版、Android版それぞれの日医Libアプリをスマートフォンやタブレットにインストールすることで、日医が配信する電子書籍をダウンロードして閲覧できるものである。学術書の閲覧に特化した動作と機能を有しており、書籍内検索を始め、メモ機能、しおり機能、ハイライト機能などが利用できる他、書籍や記事は、電子書籍で標準フォーマットであるePub(イーパブ)形式を採用しており、全ての論文を読みやすい文字サイズに変更することができる。

 同常任理事は、「日医は、その時々のスタンダードな医療を、会員を中心とする医師に提供する役割を担ってきたが、これらをアーカイブスとしてさまざまな形で提供することも、日医が担っている大きな責任である」と強調。その上で、「新しい情報の発信手段として、日医の各種発行物の電子書籍化を進め、会員サービスの向上を図るとともに、医師の集結、医師会の組織強化にもつながるよう、配信コンテンツを充実させていきたい」と述べた。

 『日医雑誌』を始めとする電子書籍のダウンロードは、日医会員限定のサービスのため、電子書籍のダウンロードの際に日医の会員IDとパスワードが必要となる(アプリのインストール自体は、会員非会員を問わず可能)。また、現在は『日医雑誌』2014年4月号から最新号のみのダウンロードが可能となっているが、『日医雑誌』のバックナンバーや『医師の職業倫理指針』など各種指針等についても、随時追加していく予定。

 本サービスの詳細については、日医Libポータルサイト

http://jmalib.med.or.jp/)、及び『日医雑誌』1月号に同封のパンフレットを参照されたい。

◆問い合わせ先:日本医師会生涯教育課 TEL:03-3946-2121(代)
◇プレスリリース資料はこちら⇒PDF(976KB)


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