肺がん検診の検査方法 男性女性共に、40歳以上の検診の対象者です。

肺がん検診の流れ

肺がん検診の流れ

※一次検診での状況により、
精密検査の内容は異なります。

※良性の病変と診断された場合には、主治医の指示に従ってください。

ハイリスク群とは、質問の結果、原則50歳以上で「禁煙指数」が600以上の場合を指します(過去における喫煙者含む)。喫煙指数は、「1日に吸うたばこの平均本数」×「喫煙年数」で計算されます。例えば、1日にたばこ20本を30年吸っている場合には喫煙指数が600となり、ハイリスク群に該当します。

検査方法

●胸部X線検査

いわゆるレントゲン検査です。
息を大きく吸い込むことで肺を膨らませ、肺の状態をよりはっきり写し出すことができます。技師の指示に従い、できるだけ大きく息を吸い込んでしっかり息を止めることが大切です。
検査を受けるうえで、食事や内服薬の制限はありません。

●痰の検査(喀痰(かくたん)細胞診)

ハイリスク群に属する方は、胸部X線検査と共に喀痰細胞診が行われます。
肺がんの場合、がん細胞が痰の中に剥がれ落ちることがあるため、痰を調べてがん細胞を検出します。
3日間、出来る限り起床時の早朝に採取した痰を検査します。痰を採取するだけの簡単な検査ですが、肺がんにかかっていても痰の中にがんが発見されない事もあります。