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不整脈には、脈が不規則になる、速くなる、ゆっくりになるなどの症状があります。
脈が不規則になる場合
心房が痙攣することによって起こる「心房細動」が考えられ、治療には血栓を予防する薬としてアスピリンなどが使われます。
脈が速くなる場合
内服薬の注射や外科的手術が行われますが、一刻も早い治療が必要となります。
脈がゆっくりになる場合(1分間に40以下程度)
めまい、ふらつき、息切れが起こったり、失神することもあり、ペースメーカー埋め込み手術などが必要とされます。
脈が触れなくなった場合
「心室細動」と「心停止」が考えられます。心室細動は、不整脈のなかでも危険な状態で、心臓の心室が痙攣を起こし、血流が停止し、意識がなくなります。1分間の脈拍数は300〜600回になるといわれ、心臓から血液が送られないため、すぐに意識を失い、数分で脳死が始まるともいわれています。すぐに心臓マッサージを開始しなければ死亡に至る大変危険な状態です。 |
このように不整脈の症状は、その原因や発症部位によって異なりますが、重症な病気に至るおそれがあるので、早期に専門医の診断を受ける必要があります。
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