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CONTENTS

●睡眠時無呼吸症候群
(SAS)とは?


●睡眠時無呼吸症候群の
  原因と症状


●睡眠時無呼吸症候群の
  予後と後遺症






睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群の予後と後遺症
(昼間の眠気は重大な事故にもつながる)
SASによる眠気は、仕事中でも運転中でも関係なく急に居眠りしてしまうほど耐えがたいものといいます。乗り物の運転中や機械の操作中にSASによる眠気に襲われた場合、居眠り運転や労働災害など重大な事故にもつながります。 これを放置すると本人だけでなく社会的にも悪影響を及ぼしかねません。SASの症状に心当たりがある方は、早期に専門医療機関を受診してください。

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(合併症にも注意)
SASは、健康な睡眠を妨げるとともに、血液の酸素不足を招きます。そして、無理に呼吸しようとする吸気努力は、いろいろな臓器に悪影響を及ぼします。 また、SASの方は、高血圧、糖尿病、心疾患、高脂血症といったさまざまな合併症を有していることが多いことも指摘されています。これらはいわゆる生活習慣病で、さらにSASが加わると命にかかわることもあるので治療が必要です。

(SASの予防)
あごが小さいために起こるSAS以外は、たいていは肥満が原因です。予防のポイントは、まずは肥満を避けるということになります。 また、アルコールはのどの筋力を弱める作用があり、気道がふさがりやすくなるので、就寝前の飲酒は控えるようにします。

 

 
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