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第1071号(平成18年4月20日) |
第114回日本医師会定例代議員会
新会長に唐澤 人(からさわよしひと)氏が当選

第百十四回日本医師会定例代議員会が,四月一,二の両日,日医会館大講堂で開催された.第一日目には役員および裁定委員の選挙が行われ,新会長に唐澤 人氏(前東京都医師会長)が初当選を果たした.(別記事 所信表明,記者会見,職務分担,執行部発足 参照)
役員選挙
四月一日午前九時三十分,熊谷冨士雄事務局長の司会で,中島雪夫氏(島根県)を仮議長に選出.中島仮議長の開会宣言ののち,氏名点呼,定数三百五十人の全員出席を確認.議事録署名人に佐々木繁(新潟県),浅野定弘(滋賀県)の両氏が指名され,議長・副議長選挙に入る.
仮議長から選挙立会人に北川正伸(宮城県),柳内嘉(東京都),若林明(大阪府)の三氏,開票管理人に浅井恭一(石川県),多田昌弘(香川県),地後井泰弘(熊本県)の三氏の指名があったが,議長・副議長ともに立候補者が一人であったために無投票で,議長に石川育成氏(岩手県),副議長に有山雄基氏(奈良県)が当選した.
つづいて,石川議長より,八人の議事運営委員会委員指名があり,会長選挙(定数一人)に入る.投票総数三百五十票(無効投票なし,白票なし,有効投票数三百五十票),開票結果は,唐澤 人氏(東京都)百九十八票,植松治雄氏(大阪府)百五十二票,金丸昌弘氏(京都府)ゼロ票で,唐澤氏が初当選を果たした.
昼食休憩をはさみ,午後は,役員選挙(副会長,理事,常任理事,監事)および裁定委員選挙が予定されていたが,理事,監事,裁定委員は定数内のため,すでに立候補者全員の当選が確定.さらに,副会長・常任理事立候補者のうち植松氏側キャビネット全員の辞退届が提出されたが,いずれにも単独立候補者が一人ずついたため,投票が開始された.
副会長選挙(定数三人に対して四人が立候補)は,投票人数三百四十八人で投票総数千四十四票(無効投票数十五票,白票数二百二十二票,有効投票数八百七票),開票結果は,竹嶋康弘氏(福岡県)二百五十二票,岩砂和雄氏(岐阜県)二百三十票,宝住与一氏(栃木県)百九十二票,土屋 氏(長野県)百三十三票で,上位三人の当選が確定した.
常任理事選挙(定数十人に対して十一人が立候補)は,投票人数三百四十五人で投票総数三千四百五十票(無効投票数七十一票,白票数千九票,有効投票数二千三百七十票),開票結果は,羽生田俊氏(群馬県)二百四十七票,中川俊男氏(北海道)二百三十五票,木下勝之氏(東京都)二百三十四票,天本宏氏(東京都)二百三十一票,石井正三氏(福島県)二百三十一票,鈴木満氏(千葉県)二百二十八票,内田健夫氏(神奈川県)二百二十八票,飯沼雅朗氏(愛知県)二百二十六票,今村聡氏(東京都)二百十七票,今村定臣氏(長崎県)二百八票,保坂シゲリ氏(神奈川県)八十五票で,上位十人の当選が確定した.
選挙後,当選者全員が登壇(写真下).唐澤新会長が当選者を代表してあいさつに立ち,会員への感謝と今後の協力を要請して,役員選挙を終了した.

議案審議
第二日目,午前九時三十分に石川議長の開会宣言,あいさつののち,唐澤会長が所信を表明(別記事参照),今後の日医の運営方針を明らかにした.また,四月一日から再び日本医学会長となった高久史麿氏のあいさつが行われた.
つづいて,竹嶋副会長が登壇し,昨年度中に物故された千四百六十三人の会員の霊に黙とうを捧げたのち,会務報告を行い,議事に入った.
まず,第一号議案「平成十七年度日本医師会会費減免申請の件」を上程,提案理由説明ののち可決.次いで,第二号議案「平成十八年度日本医師会事業計画の件」,第三号議案「平成十八年度日本医師会一般会計予算の件」,第四号議案「平成十八年度医賠責特約保険事業特別会計予算の件」,第五号議案「平成十八年度治験促進センター事業特別会計予算の件」,第六号議案「日本医師会会費賦課徴収の件」を一括上程,執行部の提案理由説明の後,予算委員会(各ブロックから選出された二十五名の委員で構成)に審議を付託.
追加議案として,第七号議案「日本医師会役員功労金支給の件」(退任者は植松治雄前会長他十三人)を上程し,賛成多数で可決.その後,代表質問と個人質問に入った.
代表・個人質問
午前十時三十五分から,恒例に従い,執行部に対する代議員の質問を開始した.今回のブロック代表質問は,次の四人である.
(一)碓井静照代議員(中国四国ブロック・広島県)「日医会員は一致団結を」
(二)鈴木勝彦代議員(中部ブロック・静岡県)「日医総研の充実・強化および利活用について」
(三)加藤紘之代議員(北海道ブロック・北海道)「福島県立病院における医療事故に関連した医師逮捕について」
(四)有坂實代議員(関東甲信越ブロック・群馬県)「(1)消費税不公平制の是正(2)日医会長の直接選挙─について」
昼食後に,個人質問を開始した.役員会議室では予算委員会が開かれ,議場では未了分の個人質問を続行した.個人質問は,次の九人である.
(一)加藤義博代議員(石川県)「医師会活動強化のための五つの提言」
(二)新納憲司代議員(神奈川県)「基本健康診査時の特定高齢者の候補者の選定について」
(三)増田一雄代議員(北海道)「療養病床の再編に伴う受け皿について」
(四)大野尚文代議員(愛媛県)「日本医師会の選挙について」
(五)三浦修代議員(山口県)「日医は産婦人科医逮捕に対し迅速な行動を」
(六)松永剛典代議員(兵庫県)「新型インフルエンザ対策について」
(七)陣内重三代議員(福岡県)「日本医師会役員の選出方法について」
(八)伊藤宣夫代議員(愛知県)「福島の産婦人科医師逮捕・起訴に関連する日医の取り組み等について」
(九)大西雄太郎代議員(長野県)「領収証の交付と医療費通知について」
(なお,詳細については,「日医白クマ通信」ならびに『日医雑誌』五月号の別冊を参照)
午後二時四十三分,審議を再開し,木村武一予算委員長(青森県)が,「付託された議案を審議した結果,承認することに決定した」旨報告.議長が第二〜七号議案の採択を行い,賛成多数で可決した.
定例総会
引き続き,第六十四回日本医師会定例総会を開催.
唐澤会長が議長となって,(1)庶務および会計の概況に関する事項,(2)事業の概況に関する事項,(3)代議員会において議決した主要な決議に関する事項─を報告し,全日程を終了した.
日本医師会役員
(任期:平成18年4月1日〜平成20年3月31日)
| 会長 |
唐澤 人 |
| 副会長 |
竹嶋 康弘 宝住 与一 岩砂 和雄 |
| 理事 |
飯塚 弘志 井石 哲哉 大久保幹雄 川島 龍一
村山 博良 嶋津 義久 福田 孜 松田 尚武
鈴木 聰男 有海 躬行 原中 勝征 柏井 洋臣
藤原 淳 |
| 常任理事 |
羽生田 俊 飯沼 雅朗 木下 勝之 鈴木 満
天本 宏 今村 定臣 内田 健夫 石井 正三
中川 俊男 今村 聡 |
| 監事 |
師 研也 北野 邦俊 中嶋  |
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